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ディジタルコンテンツを活かした「情報」の授業実

山下一郎・佐藤義弘(東京都立府中西高等学校)
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【連載】ディジタルコンテンツを活かした「情報」の授業実践
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東京都立府中西高校の山下一郎先生と,佐藤義弘先生に実践報告をお願
いしました。第7回目の今回は,佐藤義弘先生よりIT推進校の実践につ
いてご紹介いただきます。

      *      *      *      *


(第7回)IT推進校の実践について
               佐藤義弘(東京都立府中西高等学校)

こんにちは,東京都立府中西高校 情報科 佐藤義弘です。連載の7回
目は「IT推進校の実践について」です。


■1■IT推進校とは

私どもの東京都立府中西高等学校は今年度IT推進校として指定され,IT
機器が大量に導入されました。IT推進校とは正式には「ITを活用した教
育推進校」といい,教育活動を支援する道具として積極的に利用するこ
とで,学習指導の個別化や得意分野の伸長をはかり,学習指導方法や学
び方の新たなスタイルを研究するという,壮大なテーマ設定がなされて
います。

【PDF】IT推進校のねらい 都立高校改革推進計画(9ページ)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/gakumu/3jikaikaku/2-1syou.pdf


■2■導入機器の概要

導入機器の概要は以下のようになっています。
 ・生徒用ノートPC160台(来年度160台追加の予定)
 ・教員用ノートPC70台(一人1台)
 ・無線LANシステム
 ・プロジェクター8台
 ・SmartBoard3台
 ・テレビ会議システム
 ・教員用グループウエア など
これらの機器が夏休みに導入され,2学期から利用できるようになりま
した。

SmartBoard:http://www.smartboard.co.jp/SMARTBoardSchool.htm


■3■IT機器の利用事例

「学習指導の方法の新たなスタイルを研究」となっているので,「何に
使う」という事前の想定がありません。さまざまな教科の先生方が試行
錯誤しながらIT機器の利用に取り組んでいます。

 ・プロジェクター+ノートPCによる「教材提示」
オーソドックスな使い方です。理科・社会科・家庭科などでは,カラー
で大きな画像を見せられることは大きなメリットになっています。

 ・プロジェクター+ノートPC+SmartBoardによる「プレゼン」
SmartBoardを使うと,スクリーン上をタッチすることでPCを操作できる
ので,話し手は画像の横で下を向くことなく話せます。そのため,聴く
側も話を集中して聞くことができます。また,画面にペンで書き込みが
できるのも効果的です。

 ・ノートPCによる「情報検索とまとめ」
「総合的な学習の時間」ではグループに1台ずつノートPCを貸し出して
います。無線LANシステムにより,PC室でなく,普通教室などで情報検
索やレポート・プレゼンの作成に利用されています。その他にも保健の
レポート作成や選択英語のプレゼン作成にも利用しています。

 ・ノートPCによる「授業理解支援ツール」
Excelやgrapesなどのアプリケーション,eigozaiやGC/JavaなどのWeb上
のコンテンツを使い,自分の目や耳で確かめることで理解を深めるため
に利用しています。
grapes:http://okumedia.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~tomodak/grapes/
eigozai:http://www.eigozai.com/
GC/Java:http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/teacher/iijima/gc/sh-std/sh-s_list.htm

 ・ノートPC+ビデオカメラによる「タイムシフト再生」
録画しながら数分前に録画した画像を再生する「タイムシフト再生」を
柔道の授業で活用しています。生徒はカメラの前で2分間の乱取りの後,
ノートPC前に移動します。2分前の映像が表示されているので,自分た
ちの乱取りの様子を見ることが出来ます。客観的に見ることで,改善点
を見つけることが容易になります。
タイムシフト再生のためには,ノートPCにリアルタイムMPEG2リアルタ
イムエンコーダーユニットを接続します。

I・ODATA GV-MVP/RZ:http://www.iodata.jp/promo/gv-mvp/rz_top.htm


■4■これからの課題

システムの面でいうと,無線LANが非常に難しいと思います。電波は見
えないので,確実に接続するのが難しいのが現状です。
IT機器は情報科が利用するのは当然ですから,利用法のアイディアに乗
ってもらえる他教科の先生を捜すことも必要です。上記以外の活用例を
他教科の先生方と協力して生み出していくことも大切です。


▼次号最終回です。
8.次年度に向けた構想


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